新しい寄生獣、再来の時代［劇場版カルマ］

本質をただ尊ぶのです。

アニミズムなど自然から学ぶ宗教や信仰とは、 ただ自然界に元々備わっている見えない仕組みの事です。: 新しい寄生獣、再来の時代［劇場版カルマ］

アニミズムなど自然から学ぶ宗教や信仰とは、
ただ自然界に元々備わっている見えない仕組みの事です。
その本質をただ尊ぶのです。

嵐で川が濁っても、二～三日もすれば、すぐに澄んでしまいます。
空気が高温で澱んで陸地や水が汚れたら、台風一過で吹き飛ばされ洗い流され、鎮静化されます。

そこには、シンプルな破壊と再生の仕組みが維持されています。
サムシンググレートなどと言われますが、
いったい誰が、何がそのシステムを支えているのでしょうか。

むかし「寄生獣」という漫画がありましたが、
増え過ぎて地球を汚すばかりの人類を調和する為に、
人類の天敵となる新種の生物が、宇宙空間から自然発生するというストーリーです。

人類に寄生して補食する知的生命体ですから、
「寄生生物」と呼ばれ宇宙人襲来的な衝撃です。
自然発生した新種の生物は、赤ちゃんのように成長と進化が早く、
人間のように感情に支配されません。

天敵に味方する人間も僅かに現れますが、人類は天敵を悪者にする一方で、
過った人間社会は省みられず、日常を維持しようとする人間の欲望が強すぎて、
地球の崩れたバランスは一向に回復される様子はなく、
結局、大自然や地球に「寄生」する「獣」は、人類の方だったという意味のタイトルです。

最後は、人間との関わりから真剣に調和を模索しはじめた少数の新種の生物は、
「外側の世界」では答えが見つからないと悟りはじめます。
生まれたての生命は人類と違って感情に邪魔されず、
純粋な赤ちゃんの様に人類を超越したスピードで進化を深め、
「内側の世界」に答えを求めて、仏陀のように［内的な冒険］をはじめて、物語は終わります。

「内側の世界」とは、もちろん自然界に元々備わっている見えない仕組みの事です。

体内に悪いウィルスが増殖すると、
くしゃみで吹き飛ばし、鼻水を流し、下痢をして悪いウィルスを洗い流します。

至って自然な免疫のシステム、浄化のメカニズムです。

もちろん生物を育む自然界や地球にも同様のシステムが働いており、
地球も、汚れを吹き飛ばそうと嵐や地震などのかたちで、くしゃみをしたり、
太陽系も、太陽フレアや氷河期などで過度に暴走した文明を破壊したりする訳です。

これらは至って自然なプロセスであり、
ただ本質があるだけであり、怪しい宗教でもなんでも有り得ません。

ですが、超シンプルな宇宙の仕組みを、怪しいスピリチュアルや宗教だと、
アレルギー反応して混乱している人が増えてしまっています。

それは「本物」と「偽物」を見極める直感を失って、
その混乱から本質が滅んでしまっている事を意味します。

それは自然界への感謝を忘れた社会と時代そのもであり、
だからこそ生命活動が乱暴に扱われて地球は汚れてしまうのです。

怪しい新興宗教といえば、中央集権国家そのものがあります。
それらメインストリームごとステルスジェノサイドに加担して、
太陽系と地球を浄化する善行だと洗脳されているのかも知れませんが、
カルマが返る浄化の仕組みは自然そのものであり、
人間の小さな思い込みの価値観である新興宗教団体が起こすものでは決してあり得ません。

自然を尊ぶ事を忘れてしまうと、自分勝手に自然をコントロールしようと、
宇宙や地球のポテンシャルを貪り、自他を乱暴に扱いはじめてしまうのです。

新しい寄生獣、再来の時代［劇場版カルマ］
欺瞞に満ちた先進国にて、正しいとされた「資本主義と民主主義の成れの果て」に、
その結果としての【ステルスジェノサイド】という重たいカルマがあるのです。

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